ぎっくり腰 洗顔

ぎっくり腰をやったあなたなら毎朝の洗顔が怖いですよね?
そうです、
毎朝の洗顔時にまた「グキッ!」とぎっくり腰が再発しないかという恐怖です。
しかし、これも洗顔時の姿勢でかなりリスクは低減できます。
ちょっとした姿勢の工夫で腰にかかる負担は大きく変わるからです。

歩けるけど痛い腰痛やぎっくり腰腰の人が洗顔で注意すべき理由

ぎっくり腰 歩けるけど痛い

腰が痛いけど、顔くらい洗えるだろう
そう思って、いつものように洗面台に向かっていませんか?
実は、その何気ない洗顔の姿勢が、腰痛やぎっくり腰の痛みを悪化させてしまう大きな原因になっているかもしれません。

ここでは、歩けるけど痛い程度の腰痛やぎっくり腰の人が、洗顔時に特に気を付けなければならない理由と、具体的な対策について解説します。

①「前かがみ」の姿勢が腰に致命的な負担をかけるから

洗顔をする際、私たちは無意識に上半身を前に倒し、腰を丸める姿勢をとります。
この「前かがみ」の姿勢は、腰の筋肉や椎間板に非常に大きな負担をかけます。
特に、腰痛やぎっくり腰を発症している状態では、この負担が痛みを直接的に悪化させてしまうのです。

想像してみてください。
重たい荷物を持ち上げる時、腰を丸めた状態だと「腰にくる」と感じますよね。
洗顔時の前かがみも、これと同じ原理で腰に負担をかけているのです。

②姿勢を変える「動作」も危険だから

洗顔は、単に前かがみになるだけでなく、そこから元の姿勢に戻ったり、顔を上げる動作が伴います。
この姿勢を変える「動作」こそが、ぎっくり腰の引き金になりやすいと言われています。

特に、急に体をひねったり、勢いよく起き上がったりすると、弱っている腰の筋肉や関節に予想外の負荷がかかり、激痛が走ることがあります。
「たかが洗顔」と侮ってはいけません。
ほんのわずかな動作が、痛みを一気に悪化させてしまうリスクがあるのです。

③無理な姿勢が「体の歪み」につながるから

痛みをかばおうとして、無意識に体の片側に重心をかけたり、変な体勢で洗顔を続けていると、それが体の歪みにつながることがあります。
このような体の歪みは、痛みの原因をさらに複雑にし、慢性的な腰痛へと移行するリスクを高めてしまいます。

ぎっくり腰をやった人がやってはいけない洗顔時の姿勢

ぎっくり腰の人が顔を洗う姿勢

ぎっくり腰をやった人がやってはいけない洗顔時の姿勢は、顔を洗うために前かがみにならないことです。
この前屈姿勢が、時にぎっくり腰を再発させる恐れがあります。

ぎっくり腰をやった人の洗顔時の姿勢はこんな風にして顔を洗ってください。
なかなか文字では説明できないので、解説動画も紹介しておきます。

【腰が痛い時の洗顔のやり方】

洗顔は両足を大きく開きながらする

歯を磨き終わって、次に顔を洗おうと酢rつ時には足を大きく開きながら洗顔してください。

そうすればかなり腰の位置が低くなって前屈姿勢の角度が小さくなります。

足を前後に開きながら洗顔する

両足を大きく広げられない狭い洗面所なら、今度は足を前後に開いてください。
これも腰の位置が低くなりますし、片足に体重がかかっている割には腰への負担が小さく感じおるので不思議です。

ちょっとしたコツは、前に出した足の膝を軽く曲げて洗面台の下の扉の部分に膝を押し当てる感じで洗顔してみてください。

洗顔は椅子に座りながら

狭い洗面所ではかなり他の家族からはひんしゅくをかう恐れがありますが、椅子を置いてそこに座りながら洗顔する穂いうほうもあります。
折りたたみの小さな椅子ならさほど邪魔にならないかもしれません。

とにかく頭の位置を低くしながら洗顔すること

普通に洗顔する時の頭の位置を低くしながら洗う習慣を身につけましょう。
いつも意識していないと、ついうっかあり足を伸ばしたままの姿勢で顔を下げてしまいます。
そうすると前屈姿勢hの角度が大きくなり腰に大きな負担をかけてしまいます。

毎朝、神様にお祈りを捧げながら洗顔するようにするといいですよ。

ぎっくり腰再発の原因は洗顔時以外にもたくさんある

ぎっくり腰 原因
一度でもぎっくり腰をやった人はいつも腰に爆弾を抱えているようなものですから日頃から気をを付けなければなりません。
例えば、激しい咳やくしゃみでもぎっくり腰を再発してしまう原因になることもあります。
これは上体が勢いよく前屈してしまうことにより腰椎や椎間板い急激に圧力がかかるためです。

ぎっくり腰をやった人は、くしゃみや咳が出そうになったら急いで上体を起こして胸張り、腰を少し反らせてください。
これで腰椎前弯が保たれた姿勢になります。
さらに、くしゃみや咳をする時に壁やテーブルなどに手をつくようにしましょう。
これだけでも急激な腰痛の前屈を防ぐことができます。

ぎっくり腰の原因は急激な腰椎の前屈

一度あのぎっくり腰の激痛の辛さを経験した人なら、もう二度と経験はしたくないはずです。
しかし、人間は忘れっぽい生物でもあります。
ぎっくり腰をやった後のしばらくは気を付けていても、時間が経つとついつい忘れてしまうのです。

ぎっくり腰の原因は腰椎の急激な前屈です。
これを頭の中にしっかりと刻み込んで、日頃の姿勢に気を付けて暮らしましょう。
前かがみにならないことを習慣化できれば、ぎっくり腰再発のリスクはかなり抑えられます。